第四回 自分を見つめよう勉強会~目標設定編①~

皆さん、こんにちは。

今回からは「目標設定」についてお伝えしていきたいと思います。

 

「夢ばかり見ていないで、もっと現実を見ろ」

こういった言葉で、親が子供を諭す場面をテレビドラマなどで見たことはないでしょうか?

私自身、親からこういった言葉を言われたことが何度があります。

 

勿論この言葉には、安定した仕事に就き、安定した生活を送って欲しいという親の願いが込められていると思います。けれど、昨今の日本の経済情勢などから現代人の多くが夢を抱くことに不信感や恐れなどのリスクを感じているのではないでしょうか?

 

ところが、アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」では、衛生要因(職場環境、上司との関係、給与などの不安要素)をいくら無くしても、動機づけ(仕事に対するモチベーションアップ)にはつながらないと考えられています。

 

要するに、安定した仕事(衛生要因が少ない仕事)であっても、必ずしも満足できる仕事であると言い切れないのです。現に、大手の銀行員や国家公務員などみんなが羨むような職業に就けても、うつ病などの精神病を患い、傷心の身で地元に帰って来られる方も少なくないそうです。

 

私の考えでは、どのような職業であろうとも、何かしらのリスクを抱えていると思います。そして、壁にぶつかり、挫折し、絶望する時がくるかもしれません。

 

なので、本当に将来の道を考えるのであれば、躓いて、転んで、傷だらけの状態に陥ったとしても立ち上がれる道を選択するのが望ましいと私は思います。

そして、そのような選択が出来るには、自分が心から望んでいる夢、つまり目標を設定することが必要です。

 

次回は、目標設定するための方法についてお伝えしていきたいと思います。

 

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