自分の特徴を知る~優位感覚~④

皆さん、こんにちは。

今回は触覚(体感覚)優位の人とのコミュニケーションについてお伝えしたいと思います。

 

触覚優位の人は、自分の気持ちや体で感じる感覚(暑いや寒いなど)の情報を優先して、受信する傾向があります。なので道などものを覚えようとするときは、身体を動かしたり、覚えたいものを指でなぞったりなどの触覚をフルに活用すると良いと思います。

 

そんな触覚優位の人は会話をする時、ボディーランゲージを使用した伝え方をされる方が多いです。それと言葉の表現としても、「こころが暖かくなった」や「体が弾むように嬉しかった」など体感覚に関する表現が多く取られる傾向にあります。なので、視覚優位の方や聴覚優位の方には感覚的過ぎて、理解し辛い表現もあるかもしれません。

 

そのような時に有効なものの一つとして、「ペーシング」を行うと良いと思います。(ペーシングのことについて➡第二回 自分を見つめよう勉強会~聴く編⑤~ - 自己開拓レポート)例えば、「こころが暖かくなった」と相手が表現したのであれば、同じように自分もこころが暖かくなるイメージを想像するのもペーシングの一つです。

 

要するに、感覚を共有しようと意識することが大切です。そして、触覚優位の人とのコミュニケーションに限らず、相手を理解しようという気持ちがあれば、コミュニケーションは必ず取ることが可能であると私は思います。

 

さて、最後の優位感覚として言語感覚優位が残っていますが、この優位感覚は言葉の表現や組み合わせなどを重視するタイプなので、聴覚優位の方に近い感覚なので、コミュニケーションの取り方については省略します。

 

次回は、優位感覚についてのまとめをお伝えしたいと思います。

 

 触覚(体感覚)優位の人の特徴

➡ 体感覚優位(Kinesthetic)の特徴