目標設定と行動設定の違いについて①

皆さん、こんにちは。

今回からは、目標と行動の違いについてお伝えしたいと思います。

 

目標と行動の違いくらい判断できると思われる方は多いかもしれませんが、目標を達成する為の行動やプロセスを目標であると勘違いしている方をよく見かけます。

その理由を語る上で、次の2つを例に考えてみましょう。

 

①今年中に10kg痩せる。

②毎日継続して運動をする。

 

いかがでしょうか?どちらもよく見かける目標に感じるのではないでしょうか?しかし、この2つのうち、ここでいう目標に当てはまらないものがあります。

 

結論から言うと、②は目標ではなく行動やプロセスに該当します。なぜかというと、目標とはそれが達成された時の状態や感情を表すものであり、行動やプロセスは目標を達成する過程の段階に過ぎないからです。

もう少し具体的に説明しますと、そもそも何のためにその目標を立てているのかや実現したときに満足できるのかが重要で、その状態になることが出来るのであれば、その道筋を固定化する必要はないからです。

 

例えば、①を達成しようとするなら毎日運動するのもいいですし、運動が苦手なら食事制限をしたり、栄養バランスを考えた食事にするなどいくらでも方法があります。しかし、②の場合、どの方法を考えたとしても「継続的に運動しなれけばならない」ものという制約が付きます。更に言えば、おそらく②のような目標を立てた人はそもそも毎日運動したいという理由ではなく、その過程を経た先の状態になりたい為に運動をしようと考えたはずです。

 

なので、勉強会の目標設定編でもお伝えしましたが、目標を設定する時には達成した時に満足できるかや嬉しいかなどの自分の感情を意識することが大切であることを心掛けましょう。

 

次回も、目標設定と行動設定についてお伝えしたいと思います。

 

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