主体性を持つために④

皆さん、こんにちは。

今回は、責任の許容範囲の見極め方についてお伝えしたいと思います。

 

結論から述べますと、責任の許容範囲の見極めは難しいですが、許容範囲を設定することは非常に容易ですあり、自分の気持ちの塩梅で設定することとなります。

 

しかしながら、自分の能力より狭い範囲で設定してしまうと、スキルアップはあまり期待できず、信頼獲得にもなかなか結び付かないと思います。なので、自分の能力ギリギリの範囲で設定することが重要となります。

 

では、自分の能力ギリギリの範囲を設定するためにはどうすればいいのでしょうか?

 

前回お伝えしたことを否定する内容かもしれませんが、その答えの一つとして言えるのは、自分の能力よりも少し高い範囲で設定することです。ただここで重要なのは、この範囲が自分の能力よりも少し高いかもしれないという認識をしっかりしておくことだと私は思います。

 

理由としては、こういった認識が無いと人は内省する機会を持たないのではないのかと私は感じます。更に理由を付け加えるなら、そもそも責任の許容範囲などの目に見えない概念のようなものは、人の思考の中でしか存在できない為、そこにあると認識しないと無いのと同義となります。つまり、無いものは改善の余地など無いのでちゃんと存在を認めてあげる必要があります。

 

要するに、成功するのか失敗するのかはよりも、自分が出来ていること出来ていないこと、出来るようになるために必要なことなどの自分との対話を怠ってはいけないと私は思います。もしかしたら、そういった自分との対話が自分の責任の許容範囲の見極めであると言えるのかもしれません。

 

次回は、主体性を持つための方法についてのまとめをお伝えしたいと思います。