第六回 自分を見つめよう勉強会~質問する編③~

皆さん、こんにちは。

今回は、前回お伝えしました2つの質問をなぜ使い分けなければならないのかについてです。

 

結論から述べますと、どちらにもマイナスな効果がある為、状況によってはそのマイナス効果だけが強くなってしまうためです。

 

まずはオープンクエスチョンに関して、オープンクエスチョンは相手の考えや気持ちに広がりを与えることが出来る反面、結論に至るまでの道のりがどうしても長くなってしまいます。なので、早く答えを聞きたい時、また分かりきっていることを聞く時などにオープンクエスチョンばかり使用すると、かえって相手の信用を失う可能性があります。

 

次に、クローズドクエスチョンに関して、クローズドクエスチョンははいかいいえの2択でしか回答できない分、使用しすぎるとどうしても詰問のような会話となってしまい、相手にプレッシャーを与える会話となってしまいます。

 

当たり前のことだと感じる方が多いかと思いますが、知らず知らずの内にどちらかの質問ばかりしてしまっていることがよくあります。何が重要かと言うと、そういった質問の種類があるということを「認め」て、自分の発言内容を見直す機会を持つことです。

 

なので、時々でも構いませんので、そういった自分の発言内容について内省する時間を持ってみてはいかがでしょうか?

 

次回は、自分を見つめる質問についてです。