第六回 自分を見つめよう勉強会~質問する編④~

皆さん、こんにちは。

今回は自分を見つめる質問についてです。

 

以前、優位感覚についてお伝えしましたが、その優位感覚によって、ピンとくるものと分かりづらいものがあると思いますので、まず、それぞれのタイプ合った質問を考えなければなりません。

以前の記事

自分の特徴を知る~優位感覚~① - 自己開拓レポート

 

①視覚優位

「人生で一番楽しかった時はいつですか?」

視覚優位の人は、頭の中でその時の状況を映像化することが得意なので、映像化しやすい質問を自分に投げかけてみるとよいでしょう。

 

②聴覚優位

「人生で一番嬉しかった言葉はなんですか?」

聴覚優位の人は、耳から得る情報をインプットするのが得意なので、誰かの言葉など耳から得た情報を手掛かりにする質問が効果的です。

 

③触覚優位(体感覚優位)

「人生で一番ワクワクしたことはなんですか?」

触覚優位の人は、自分の気分、感情を大切にされるので、自分の気持ちに向き合うような質問が効果的です。

 

以上が、それぞれの優位感覚の人への質問例ですが、質問内容はどのようなものでも構いません。ただ言えることはネガティブなものよりポジティブな経験の中に自分の美徳が眠っていることが多いのと、楽しいことを思い出している方がコーチングに必要なウキウキ感やワクワク感などを感じながら、自分を見つめることが出来ます。

加えて重要なのは、なるべくオープンクエスチョンを使用することをオススメします。特にWhy(なぜ)に注目して、振り返ることが大切です。

 

次回は、質問するスキルのまとめをお伝えします。