休憩時間 価値観を見極める

皆さん、こんにちは。

今回のテーマは「価値観」についてです。

 

仕事や学業などに行き詰まりを感じる時、モチベーションが低い時など人生にはスランプに似た状態になることがあると私は思います。

そんな時には、音楽を聞いたり、映画を見たり、スポーツをしたりなどの気分転換や転職、退職など今行っていることをいっそのこと辞めてしまうなどのいくつかの手段があると感じます。

 

そういった数多くの手段の中の一つに、「価値観」と照らし合わせてみるという方法があります。

 

本当はゆっくり休みたいのに、日々仕事に追われる生活を送っていたり、本当は別のことを学びたいのに、全く別のことを勉強していたりと、意外と多くの人が知らず知らずの内に自分の価値観と逆行した生活を送っているのではないでしょうか?

 

なぜそういった状況に陥るのかというと、私の考えでは、誰かの意見に流されていたり、誰かの価値観を自分の価値観にしてしまっているからだと思います。社会において、守らなければならない価値観というものがあり、これ自体はさほど問題はないのですが、必要以上にその価値観について解釈をし、それを人に押し付けてしまっていることがあります。

 

「正しいことだけをやることは必ずしも正しいことではない。」

 

人の身体は実はそのように出来ていて、適度な正しくないことを挟まなければ身がもたないのではと私は感じます。例えば怠けることは仕事において正しいこととは言えないでしょう。けれど、休憩という一種の怠けをせず、働き詰めれば身体を壊してしまうでしょう。

 

つまり、言いたいことは正しくない価値観を否定するのではなく、ちゃんと目を向けるべきだということです。例えば、「働きたくない」という価値観があったとすれば、働かないことは悪いことではありますが、悪いことだと否定し、そんな気持ちを抱かないように自分に嘘を付き続けるとおそらくストレスがどんどん溜まり、最悪の場合、精神を病んでしまうかもしれません。

 

どんな感情にも必ず理由があると思います。良いか悪いか関係なく、自分が大切にしたいことと向き合い、なぜしたくないのかという負の感情にも向き合い、自分の価値観を理解していくことが必要であると私は思います。