相手を「認める」こと④

皆さん、こんにちは。

今回も相手の意見を認め方についてお伝えしていきたいと思います。

 

前回は、相手の価値観について目を向けることの重要性をお伝えしました。今回は実際にどのようにすれば良いのかについて考えていきたいと思います。

 

私の考えとしては、オープンクエッション(5W1H)に相手の価値観を知る手がかりがあると思います。※オープンクエッション(5W1H)についてはこちらを参照してください。➡ 第六回 自分を見つめよう勉強会~質問する編②~ - 自己開拓レポート

 

どういうことかというと、相手に質問するにしても、自分の中で相手の意見を把握するにしても、まずこの2つのどちらか言葉の先頭に持ってこなければならないということです。具体例を挙げてみましょう。

 

例えば、自分の子供が壁に落書きをしてしまったとします。

 

勿論、壁に落書きをすることは良い行いとは言えないでしょう。その為、子供には壁に落書きをすることは良くないことであると諭さなければならないでしょう。しかし、このまま子供に叱責の言葉を投げかけたとしても子供は決して納得はしないと私は思います。

理由としては、落書きをしてはいけないという考えは、親の価値観であって、子供はそうではないから壁に落書きをしたからではないでしょうか?

 

なので、まずは子供の価値観について理解する必要があります。そこで使用するのが、5W1Hになります。具体的な言葉としては、

 

「なんで(Why)壁に落書きをしたの?」

「落書きをして何が(What)得たかったの?」

 

などの言葉が考えられます。もしかしたら、お母さんに構って欲しかったからや壁を華やかにしてお母さんを喜ばせたかったなどの善意からの行為かもしれません。

 

嘘をついているかもしれない、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、自分のことを信じてくれない人に本当のことを言いたいと思うでしょうか?

 

繰り返しになりますが、どんな言葉に対しても「認める」ことは大切です。言葉や態度に表さなくてもそういった想いは相手もなんとなく感じます。なので、まずは本音を言ってくれる自分でいること、相手の本心は何なのかを常に意識することが何よりも大切です。

 

次回は、相手を認めるについてのまとめをお伝えしたいと思いますが、私用のため明後日にお伝えしたいと思います。