休憩時間 IメッセージとYOUメッセージ

皆さん、こんにちは。

今回は、IメッセージとYOUメッセ―ジについてお伝えしていきたいと思います。

 

ある程度、予想がつくと思いますが、IメッセージとはI(私は)が主語となる文であり、例としては「私はとても元気です」といったような文がIメッセージです。

次に、YOUメッセージはYOU(あなたは)が主語となる文であり、例としては「あなたは素晴らしいです」といった文がYOUメッセージとなります。

 

何らかの言語を話している以上、どちらの文も普段使用しているもので、今更学ぶ必要がないと感じる人もいるかもしれませんが、ここでお伝えしたいことは、状況によってはどちらの文を使用するかによって相手が受ける印象が変化してしまうことがあるということです。

 

今回は、相手の考えが間違っていることを指摘するケースを想定してみましょう。

 

ケース① YOUメッセージを用いた指摘

「あなたは間違っている。訂正すべきです。」

 

ケース② Iメッセージを用いた指摘

「私は間違っていると思います。訂正すべきです。」

 

いかがでしょうか?自分が指摘される立場であるならどちらの言葉が良いと感じるでしょうか?

 

恐らくはケース②のIメッセージによる指摘がましだと感じる人が多いと思います。理由としては、ケース①のYOUメッセージによる指摘は自分が否定されていると感じるのに対し、ケース②は相手が自分の意見を述べただけであるからだと私は感じます。

 

つまりどういうことが言いたいのかというと、相手の考えを否定したり、自分の考えを持つという選択を与えない質問は相手に不信感を与えてしまい、YOUメッセージには使い方によってはそういう状況になってしまう可能性があるということです。

 

なので、会話においてどちらのメッセージを使用するにしても、どちらの意見も尊重するように気を付けて言葉を投げかける必要があると私は思います。