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アドラー心理学における「劣等」について③

皆さん、こんにちは。

今回は、私的理論における歪んだ考えをしてしまう行為である「ベイシック・ミステイク」についてお伝えしたいと思います。

 

ベイシック・ミステイクの種類は5つあります。順を追って説明したいと思います。

 

①決めつけ

確証がなく、可能性に過ぎないものを自分で勝手に結論を出し、決めつけてしまうこと。例「私は周りの人に嫌われているに違いない」

 

②誇張

物事を必要以上に大げさに受け止めてしまうこと。例「この失敗で私の信頼はすべて失われてしまった」

 

③見落とし

ある一部分だけを見て、全体を見渡した気になり、重要なものを見落としてしまうこと。例「(上手くいった所もあるのに)このプロジェクトは完全に失敗である」

 

④過度の一般化

何か一つ上手くいかなかったことがあると、その他のことも上手くいかなかったように感じてしまうこと。例「私は何をやっても上手く出来ない」

 

⑤誤った価値観

自分が無価値であると感じ、「自分には生きる価値が無い」と自滅的に考えてしまうこと。例「留年した自分は、この社会に必要のない人間である」

 

以上がベイシック・ミステイクの種類です。どれか一つでも思い当たる節があるとすれば、ベイシック・ミステイクをしてしまっている可能性があります。

 

ただ勘違いをしてもらいたくないことは、こういったベイシック・ミステイクをしてしまうことは悪いことではないということです。人はどうしてもネガティブな物事に目を向けてしまう心理を持っている生き物なので、誰もがこういった考えに陥ってしまう可能性があることを忘れてはいけません。

 

ここで重要なことは、ベイシック・ミステイクをしてしまっていることを「自覚」することだと私は思います。なぜなら自覚することで、問題と認識し、解決するための行動を考えられるからです。

 

なので次回からは、ようやくベイシック・ミステイクから抜け出す方法についてお伝えしたいと思います。