自活力回復プログラム②
皆さん、こんにちは。
今回も自活力回復に向けた取り組みについてお伝えしていきたいと思います。
②エネルギーの浪費を防ぐ
①でリストアップしてみると気づくと思いますが、私たちは知らず知らずのうちにエネルギーの浪費をしてしまっています。「怒る」というのもエネルギーの浪費の一つなのですが、それよりももっと多くのエネルギーを浪費してしまうものがあります。
それは「中毒」です。
アルコールやたばこ、チョコレートやカフェインなど、世の中にはありとあらゆる中毒となるものが存在します。
私は典型的なコンピュータゲーム中毒者でした。毎日5時間近くゲームをし、一日でもゲームをしないと、心がぽっかりと穴が空いたような気分になり、とてももやもやした気持ちになったのを覚えています。
こういった「せずにはいられない」気持ちにさせるのが中毒の恐ろしい所であり、特徴であると思います。そして、こういった気持ちになるとそれが行えていない期間がストレスとなり、エネルギーの浪費に繋がります。
さらに言えば、こういったもので得られる快楽は心理学でいうと、「ヘドニア」という幸福感にあたり、一説ではこの幸福感は喜びと同時にストレスをもたらすことが報告されています。
ただ誤解してほしくないのは、こういったヘドニア的な幸福をこの世から消し去ってしまえ、という考えではなく、必要以上に取り過ぎてしまうと、それは中毒となり、あなたの自活力をどんどん奪っているかもしれません。
あなたは何か中毒になっているものはありませんか?
心当たりがある方は、一度それを絶ってみてください。もしかしたらあなたが思っているほど、そのことはあなたにとって重要なものではなく、エネルギーの浪費の原因となっているかもしれません。
次回に続きます。
参考文献 人生改造宣言 著者:タレン・ミーダナー