自活力回復プログラム⑤

皆さん、こんにちは。
今回も自活力を回復するための方法についてお伝えしたいと思います。

 

⑤気品を持って自分を守る
前回もお伝えしましたように、自分の境界内に他人の侵入を気軽に許すことは、自分にとってかなりのストレスになることです。
そして、明確な境界を設定し、相手に自分の境界を伝えることが大切であるということも前回お伝えしました。

 

今回は自分の境界を相手に伝えることを含めた自己防衛のための方法についてお伝えしたいと思います。

 

1. 告げる
 まずは、いきなり相手に要求するのではなく、相手の発言や態度を受けて、自分がどのように感じたのかや相手の状態などをありのまま伝えます。
(例 今の言葉は私は不愉快です、今あなたは大声で怒鳴っていることに気づいていますか?)など

 

効果がなければ次のステップに進んでください。

 

2. 要請する
 次は相手に、自分の意見をお願いしましょう。
(例 私の悪口を陰でこそこそ話すのは止めてくれませんか?、大声で怒鳴り散らすのは止めてくれませんか?)など

 

ここでも効果がなければ次のステップに進んでください。

 

3. 要求する
 ここでは強く自分の意見を相手に主張しましょう。
(例 大声で怒鳴るのを今すぐに止めてください。)など

 

4. その場を立ち去る
 ここまできて相手が態度を変えないようであれば、静かにその場から立ち去ってください。
(例 まだ大声で怒鳴られていますね。あなたが落ち着かれるまで私は席を外します。)など

 

ポイントとしては、口調はニュートラルで、順番は1、2、3、4の順番で必ず行ってください。強めの口調や弱めの口調で言ったり、行う順番を変更するとかえって相手を怒らせたり、あなたの境界への侵入を強めてしまう可能性がありますので、注意してください。

 

今週は少し長くなってしまったので、次週もこれと同じテーマでお伝えしたいと思います。それでは、次週に続きます。

 

参考文献 人生改造宣言 著者:タレン・ミーダナー