休憩時間 有効的な叱り方
皆さん、こんにちは。
今回のテーマは、「怒り」についてです。
皆さんはどのような怒られ方をしたいですか?
そもそも、誰も上司や親、教師など目上の人からは勿論、妻や夫、兄や姉などの家族などの親しい者からであったも、怒りの感情を受けたくはないでしょう。
なぜ、人は怒られたくないのか?
その答えとして、私たちには「安全・安心欲求」というものがあり、自分の生命や心を危険に晒さないようにする為の本能です。つまり、人から怒られるという行為は、自尊心や平常心を乱され、挙句の果てには自我さえも否定される恐れがあるので、無意識のうちにその場から去ろうとする気持ちが働く為です。
では、質問を変えたいと思います。
皆さんは人を叱る時、どのように叱っていますか?
私が言いたいこととして、人を叱る時、その人の人格を責めるような叱り方をすることは、たとえ叱る理由がどんなに正当なものであったとしても、その人を窮地に追い込み、脅迫しているのとさほど変わらないものになってしまう恐れがあるということです。具体的な例として、
「なぜそんな簡単な作業も出来ないんだ!」
「馬鹿野郎!何度も同じ間違いをする奴があるか!」などなど。
おそらく文面を見ただけでも、心が委縮するような感覚になるのではないでしょうか?
ではどのようにすればよいのか?
次回からはその具体的な言葉かけや心構えについてお伝えしていきたいと思います。