ストレスを減らす取り組み part5

皆さん、こんにちは。

今回は、この章のまとめをお伝えしていきたいと思います。

 

現代社会に生きる私たちは、先行きの見えない社会情勢や停滞を続ける経済状況、技術革新による急激なライフスタイルの変化など何かとストレスを感じる機会が多いように思います。しかしこのように変化し続ける時代だからこそ、私たちも生き方について、一から考えるいい機会であると私は思います。

 

この章では、ストレスを減らす取り組みについて3つほど挙げさせて貰いましたが、必ずしもこの3つのどれかを行えばストレスを軽減させられるとは言い切れません。無責任な発言なのは重々承知していますが、やはり自分がどういう人生を歩むのかを決断するのは自分自身でなければならないと私は思います。

 

「人間は自分の人生を描く画家である。

あなたを作ったのはあなた。

これからの人生を決めるのもあなた。」

 

この言葉はアルフレッド・アドラーの言葉ですが、今仮にストレスを感じる生活を送っていると思うのであれば、それはあなた自身が選択しただけで、他の誰かのせいではありません。そしてもし、本当にストレスを感じない生活を送りたいと思うのであれば、まずは自分の責任を持って選択をしなければならないと私は思います。

 

要するに、ストレスを減らす為の取り組みとは、決断し責任を負うことであると私は思います。「あの上司がムカつく」とか「あの部下は本当に使えない」とか「子供が言うことを聞かない」などと自分以外の誰かを責めている内は一生今の状態から好転することはないでしょう。

 

例えどんな状況であろうと、怒りや悲しみといった感情を選択するのは「あなた」です。つまり、怒りや悲しみなどから発生するストレスを溜め込むのかどうかを決定するのも「あなた」です。言い換えれば、ストレスを感じない生活を送るかどうかを決定するのも「あなた」自身ではないでしょうか?

 

他人のせいにしない生き方を送ることが、ストレスを感じない生活を送る為の第一歩であると私はそう考えています。以上でこの章を終わりたいと思います。