人生観を見つめる part2

皆さん、こんにちは。

今回からはよい人間関係を築く為に重要な6つの姿勢についてお伝えしていきたいと思います。

 

アドラー心理学において、その6つの姿勢とは以下のようになります。

 

①尊敬

・年齢や性別、階級、職種など立場の違いや身体的差異を真摯に受け入れ、相手に敬意を持って接すること

②信頼

・常に相手の行動の裏に隠れている気遣いや思いやりなどの善意を見ようとすること

・人と行動を区別し、人を責めることはしないこと

③協力

・自分の目標をサポートしてくれる仲間がいるなら、問題解決に向けて一緒に取り組むこと

④共感

・相手の置かれている境遇や思想、心情などに対して、誠実な関心を持つこと

⑤平等

・お互いの違いを受け入れ、対等な関係であることを了承し、お互いの最大限の自由に対して寛容であること

⑥寛容

・自分の価値観や考え方が絶対的でないと認めること

・他人を自分の価値観ではかったり、価値観を押し付けないこと

・意見は意見として捉え、批判や拒否などと見なさない

 

よくコミュニケーションが得意な人はどんな人かと問われた時、多くの人が質問上手であったり、話し上手などとウィットに富んだ会話が出来る人だと答えると思います。

 

しかし、実際はそうではありません。なぜかというと、人は皆例えどんな性格であったとしても、他人の話を聞いているよりも自分の話をしている時の方が、喜びを感じる生き物なのです。つまり、どんなに人の心をうつような言葉を言えたとしても、こちらばかりが相手に言葉を投げかけてばかりいたとしたら、相手はストレスを感じると私は思います。

 

要するに、対人関係をよいものとする時、大切なのは相手の話を「聴く」こと、相手を「見る(観察)」することだということです。そして、観察上手であるならば、ここでの本題である自分の内側を比較する時に、正しく相手を把握し、正しく自分との比較が出来ることにつながります。なので、上記で述べたような6つの姿勢を持つ為の取り組みを行う必要があります。

 

では、次回からは6つの姿勢を持つ為の方法について、考えていきたいと思います。