人生観を見つめる part3

皆さん、こんにちは。

今回は6つの姿勢を持つ為の方法について、考えていきたいと思います。

 

「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」

 

アドラーは、この言葉をよく使用していたそうです。つまり、この行動が6つの姿勢の基礎と言えると私は思います。

要するに、相手をよく観察することです。では、一体相手のどういった所を観察すればよいのでしょうか?

 

アドラーは2つのポイントがあると述べています。

①言語的な要素

声の大きさであったり、声のトーンやスピード、高低など文字通り言葉から伝わる情報のこと

②非言語的な要素

顔の表情や仕草、話をしている時の姿勢、身振り手振りなど言葉以外から伝わる情報のこと

 

この2つをよく観察し、その変化に気づくけるかどうかが大切となってきます。例えば、言語的な要素だと始めはハキハキとしゃべっていたのに、途中から声のトーンが下がり、小さくなっていったら今の話題が相手にとって、あまり話したくないと感じていると推察出来ます。また、非言語的な要素だと始めは手をもじもじとさせているだけだったのに、徐々に身振り手振りが増えてきたのなら先ほどより緊張が解けてきたのだと推察することが可能です。

 

要するに、この2つのポイントの両方をよく観察しながら相手がいったい今どんな気持ちなのか?何をしたいのか?について、常に意識を向けることが大切です。次回に続きます。