人生観を見つめる part4

皆さん、こんにちは。

今回も6つの姿勢を持つ為の方法について、考えていきたいと思います。

 

前回は、相手の変化に気づく為の重要性をお伝えしましたが、今回は「きく」ことの重要性についてお伝えしていきます。

 

アドラー心理学では、一概に「きく」といっても3つの「きく」があるとされています。

 

①聞く

これは、どちらかというと自然と聞こえてくる状態のことです。例えば、道を歩いていたら、賑やかな声が「聞こえて」きたや蝉が鳴いているのが「聞こえる」など聞こうと思っていなくても勝手に聞いている時に使用するのが、「聞く」です。なので、どちらかというと消極的な姿勢だと言えます。

 

②聴く

漢字を見ても分かるように、心の横に耳を置く状態、よく「傾聴する」と言いますが、相手の言葉を一言でも逃さないように真剣に聴こうとする時に使用するのがこの「聴く」です。「聞く」とは対照的に、とても能動的な姿勢だと言えます。

 

③訊く

これは、自分が知りたいことを訊ねたり、尋問したり、詰問したりなどこちらが主導権を持って自分が話させたいことを相手に話させようとする時に使用するのがこの「訊く」です。この「訊く」もとても能動的な姿勢と言えますが、「聴く」よりは自分本位な姿勢と言えます。

 

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、6つの姿勢を持つ為に重要なものは②の「聴く」姿勢です。では次回、この「聴く」姿勢を持つ為の8つのポイントについてお伝えしたいと思います。