自己評価を高める心理学②

自己評価を高める為には、何が必要なのか?

まず必要なのは、「自己受容」です。

 

私の考えとしては、人生を歩んでいくことは、同時に自分という人間との交際だと考えていて、一種の人付き合いだと感じています。

 

なので、自分の評価を高める為には、自分が別の誰かを評価する時と同じように、相手のことを認め、好きにならなければならないと考えています。

 

では、自分の存在を受け容れる為にはどうすればよいのでしょうか?

 

結論として、自分を「許す」ことです。

 

勿論、劣等感を感じ、それを改善したいという気持ちを持つことを否定しているわけではありません。しかし、行き過ぎた劣等感は、その人を縛る鎖となり、チャレンジする気持ちを奪い、行動を制限する枷となるだけです。

 

自己評価が低い人は、このような行き過ぎた劣等感を持っている人がほとんどです。なので、行き過ぎた劣等感を持ってしまった場合、まず行わなければならないのは、欠点を改善することではなく、欠点を許すことなのです。

 

人が自分の欠点や誤りを直す為に、本当に必要なのは、劣等感ではなく、欠点や誤りを直そうとする勇気なのです。そして、人が勇気を持つ為に、必要なのは、非難や否定などではなく、承認や肯定といった自分の存在を認めてくれる気持ちです。以上のことから、自己評価を高める為には、まずは自分のあらゆる部分を「許し」、「肯定」してあげることが大切です。

 

次回に続きます。

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