人生を変える今日の言葉 54言目

上杉鷹山の言葉

なせば為る 成さねば為らぬ 何事も
成らぬは人の なさぬなりけり

(意味)

やろうと思えば何でもできます。できないのはやろうと思わないからです。

やろうとすることは他人の為ではなく、自分の為になるのです。

(出典:上杉鷹山の生涯 ~不安定な現代に役立つ格言~

 

人はやろうと思えば、何でもできるし、なりたいものに何でもなることができます。しかし、このことを信じない人は沢山います。なぜでしょうか?

 

私の考えとしては、失敗や挫折を経験し、諦めてしまったことに対する自分自身への言い訳だと感じます。人は意識的又は無意識的にでも自分を傷つけるものから守ろうとする防衛反応をします。なので、失敗や挫折という自分のこころを傷つけようとする気持ちからこのような言い訳をするのだと思います。

 

しかし、諦めなければいつか必ず自分がやろうとすることをやることが出来ますし、なりたいものになることが出来るはずです。それが何年、何十年かかろうとも。

 

勿論、待つだけでは達成することは出来ません。常に達成する為の行動を起こさなければなりません。それは時には自分のやりたいことではなく、辛いことであったり、嫌なことであったりするでしょう。それでも自分の成すべきことの為に行えたことは、全て自分の糧となり、力となることでしょう。

 

繰り返しになりますが、出来るか出来ないかは他の人がどうとかは関係なく、最終的には自分がやるかやらないかありません。自分に言い訳をしない、これが「なせば為る」ことだと私は思います。

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