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アドラー心理学の基礎学習~基本的な理論③~

皆さん、こんにちは。

今回も前回に引き続き、アドラー心理学の5つの理論についてお伝えしていきたいと思います。

 

アドラー心理学5つの理論

①自己決定性

②目的論

全体論

④認知論

⑤対人関係論

 

まず③全体論について、この考えは理性や感情、心と身体はすべて繋がっているという考え方です。

 

例えば、吊り橋を渡ろうとする時、渡ることが出来ないという人がいると思います。これは、この人に吊り橋を渡る能力が無い訳ではなく、恐らくは不安定な場所を渡ることに恐怖心を持っている為に渡りたくないと思っているから渡ることが出来ないのです。

 

つまり、人が行動を起こすか起こさないの判断は、出来るか出来ないかではなく、やりたいかやりたくないかによって決められると考えるのが全体論です。

なので、「~出来ない」ということを言っている人は心のどこかで出来ないと思っている行為をやりたくないと感じているというのがアドラーの考え方になります。

 

次に④認知論について、これは人が物事を見るときにはその人独自のレンズを通してその物事を見ているという考え方です。

 

例えば、異性の容姿を見る時、ある人はイケメンや可愛いと感じる人が一方で格好良くないや可愛くないと感じる人がいて、言い争いをしたりやしている人を見かけたことはありませんでしょうか?これは一人一人好みというレンズがあり、そのレンズを通してその人を見た結果と言えます。

 

他にも古いものを古臭いと感じる人もいれば、アンティーク風でお洒落だと感じる人もいますし、ピンクの服を派手だと感じる人がいれば可愛いと感じる人がいたりと、一つの物にしても様々な見方をされます。

つまり、物の見方をありのまま客観視することは不可能であり、最終的な意味づけはその人の主観によって判断され、認識されるというのが認知論となります。

 

次回は、対人関係論とアドラー心理学において重要な技法である「勇気づけ」についてお伝えしたいと思います。

 

参考文献:人生が大きく変わるアドラー心理学入門 著者:岩井俊憲

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