休憩時間 自己変化

皆さん、こんにちは。

今回は、「自己変化」について考えていきたいと思います。

 

「人はなかなか変われない」

 

そんなことを言っている人を見たり、実際に自分が言ったりした経験がある方は少なからずいらっしゃると思います。

 

なぜ、人はなかなか変われないと感じるのでしょうか?

 

私の考えとしては、その答えを解く鍵となるのは、人の「安心・安全欲求」であると思います。

 

例えば朝起きて、周りを見渡すと全く見覚えのない光景が広がっていたとします。そして、周りには知り合いなどいなく、見知らぬ人ばかりです。皆さんはこのような状況に立たされた時、どのように感じますか?

 

中には、全く平気という方もいるかもしれませんが、多くの人はとても不安になり、落ち着かなくなると思います。更には、恐怖を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

要するに、人は急激な変化に対して、安心・安全欲求が欠如し、不安や危険を感じるものなのです。つまり、自分を変えるということは今までの習慣や信念、人間関係など自分を取り巻く環境を大きく変化させることとなるので、とても不安になり、落ち着かなくなる為です。

 

なので、変われない自分に対して苛立ちを覚えたり、自分を卑下したりしてしまう方は、それは人として当たり前の心理だと思うようにすることが大切だと私は思います。

 

では、変わる為に必要なことは何なのか?

 

次回からはそのことについて考えていきたいと思います。