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家族布置(構成)分析について⑤

アドラー心理学 テーマ考察

今回までに、家族布置(構成)分析における家族関係が個人のライフスタイルの形成にどのような影響を与えるのかという観察ポイントについて、お伝えしてきました。

 

ただ、最後にもう一度だけお伝えしたいことは、この家族布置(構成)分析によってその人のライフスタイルを分析した結果はあくまでもその人を決定づけるものではないということです。

要するに、分析した結果に納得出来なかったとしたら、未来に向けて変更することが出来るということです。

 

例えば、自分は第一子で誰よりも一番であろうとするあまり、周りの人に対して、支配的になっていたと感じたのであれば、これからは周りの人に対して支配的にならないように注意すればよいのです。

 

次回からお伝えする「早期回想」分析でも言えることですが、私の考えとして、この2つの分析の目的は、「自分を知ること」だと考えています。なぜなら自分が何が得意なのか?何が弱点なのか?を知っていなければ、改善のしようがないからです。

 

つまり、大切なのはこれから自分はどうしていくべきなのかを考えていくということです。例え家族であっても、「他人と過去は変えることが出来ない」ので、「自分と未来を変える」ことを考えなければなりません。

そして、人は今この瞬間から変わることが出来ます。この家族布置(分析)は今この瞬間から変わるべき所を見つける手がかりを探す手法の一つなのです。

 

参考文献:人生が大きく変わるアドラー心理学入門 著者:岩井俊憲

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