第六回 自分を見つめよう勉強会~質問する編①~
皆さん、こんにちは。
今回からはコーチングスキルの一つである「質問する」スキルについてお伝えしていきたいと思います。
注意点として、過去に「認める」スキルと「聴く」スキルについてはすでにお伝えしましたが、これからお伝えする「質問する」スキルはこの二つのスキルを行えていることが絶対条件です。どちらか一つでも欠けていると効果があまり発揮できないことは意識しておいてください。
コーチングにおける質問するという行為は、クライアントの考えを引き出したり、行動への勇気づけとなったりなどコーチの良し悪しを決定する部分であり、腕の見せ所でもあります。
それに、どんなに綺麗な言葉、胸を打つ言葉でも使い所や使う相手が適切でないと、全く効果がない言葉となります。その為、状況や伝える相手、タイミングなどその時その時に合わせて、言葉を投げかける必要があります。
しかし、どんなにスキルが高い人でも常に最善の言葉ばかり届けることはほぼ不可能でしょう。なので、未開の地を進むように、一つ一つ相手に質問を投げかけ、相手のことを知りつつ、手探りで最適な言葉を探していくこととなります。
その為、次回以降は質問の種類についてや質問する時に意識すること、具体的な質問例についてお伝えしていきたいと思います。
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