自己変化への第一歩 part2

皆さん、こんにちは。

今回は、自分が耐える段階の変化とはどういったものかについて、考えていきたいと思います。

 

私の考えとしては、まずは自己変化に対する考え方から変えることが大切であると思います。アドラー心理学の5つの理論の一つである全体論は、次のような考え方をします。

 

「人の心の中に矛盾はない。理性・感情、心と身体はすべてつながったひとつのもの」

 

つまり、「自分は変われない」という思いを持っていると、自分は変われないという信号が身体中を巡り、変わる為の行動をとれなくなってしまいます。

 

しかし、自己変化というのは、ある一定の限られた人間に与えられる特殊能力などではなく、人間であるなら誰もが持っている能力です。例えば、身長が伸びることや立って歩けるようになること、言語を話せるようになるといった身体的変化も一種の自己変化です。こういった身体的変化を全くしない人はいないはずです。

 

要するに、良い方向へ自分を変化することが出来る人と出来ない人の違いは、考え方だけであると私は思います。

 

けれど、自分の考え方を変えること自体が困難な行為であると感じる方もいらっしゃると思います。

 

確かに人によっては困難なことであると言えます。なぜなら、人によっては考え方を変化させることもコンフォートゾーンから抜け出す行動となり、不安な気持ちになったり、ストレスを感じたりします。

 

ただ一つ言えることは、自分の考え方を変えるという行為は、他の誰でもなく自分でしか行えない行動なので、自分が耐えられないような意識の変化を行う人はいないでしょう。なので、パニックゾーンに踏み込んでしまうことはないと私は思います。

 

なので、そういった戸惑いを感じることは当たり前のことであるということをまずは「認めて」おくことが大切です。

 

次回からは、自分の考え方を変化させることについて、考えていきたいと思います。