早期回想分析について⑨

最後に、早期回想において大切なことは間違いや勘違いを気にせずまずはチャレンジしてみることです。勿論、スーパーバイザーなどの専門家に分析方法や分析事態を依頼すれば、正確な分析ができるようになったり、分析結果を知ることが出来るでしょう。したがって、自分を知る為の方法としてはとても有効な手であると私も思います。

 

しかし、正確さを追い求めるあまり、知識だけは豊富で実戦経験がないような頭でっかちになってしまうと、かえって視野を狭めてしまう可能性があります。

 

お金を頂いて、自分以外の他人を分析するのであればまた話が変わってきますが、自分自身に対して行うのであれば、分析が間違っていたとしても問題は起きないはずです。むしろ自分に対しての早期回想には間違い自体がないのではないでしょうか?

 

何故ならば、分析結果がどうであれ、現時点で自分に対してそのように認識していると考えられるからです。つまり、分析結果=現時点でのライフスタイルという認識でよいと思います。

 

もし、分析結果が自分の意に沿わないものであったとしても、問題はありません。自分が望むライフスタイルに変えればよいのです。例えば、「相手と結ばれない」という目標があるという分析結果が出たとしても、その時点から「相手と結ばれること」を目標として、相手と結ばれる為の手段を考え、実行していけばいいだけの話です。

 

要するに、早期回想も含め、こういった自己分析の結果で私たちのすべてが決まることは絶対にあり得ません。間違ったり、納得できないのであれば後からいくらでも変更したり、修正したりすればいいのです。なので、これから早期回想などの自己分析をしようと考えているのであれば、正しさをあまり考えず、気軽に行うことが大切だと私は思います。

 

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