人生を変える今日の言葉 26言目

ルフレッド・アドラーの言葉

陰口を言われても、嫌われても、
あなたが気にすることはない。
「相手があなたをどう感じるか」は
相手の課題なのだから。

(出典:アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉 著者:小倉広)

 

人は誰しも承認欲求という、他者からの称賛や同意、尊敬などの自分の価値を自分以外の誰かに認めてほしい気持ちがどこかにあるものです。勿論、そういった欲求は人が人である為に必要となる欲望で、拒否できるものではなく、むしろ拒否すれば、かなりの息苦しさを感じると私は思います。

 

しかし、他者に対して、無理やり自分を承認させることは出来ません。なぜなら、私たちは他人の感情や行動をコントロールすることは絶対に出来ないからです。つまり、相手が自分のことをどう思うのかは、相手の問題であり、こちらが干渉すべきものではないのです。

 

したがって、私たちが出来ることは、自分自身が自分の価値を承認すること、です。そうすれば、2ついいことがあります。一つは、他人の意見に振り回されることが無くなること。もう一つは、自分にとって価値がある人たちが周りに集まることです。

 

なぜなら、他人の顔色を窺いながら生きることは、同時に相手の意見に合わせて自分をコロコロと変えなければならず、とても息苦しい行為だからです。また、他人に合わせて生きる人は、相手にとってただの便利な人間でしかなく、周りに集まるのは、あなたは利用しようとする人がほとんどです。

 

つまり、私たちは自分が正しいと思うことを信じ、実行すればよいのです。例え、周りが批判したり、否定したりしたとしても、自分の正しさを決められるのは、やはり自分しかいません。なぜなら、仮に相手が思う正しさに従い、生きたとしても、最終的に責任を負うのは相手ではなく、自分だからです。

 

どういう生き方をするのかは、個人の自由です。個人の自由であるからこそ、自分以外の誰かの責任にすることは出来ません。自分の人生は自分しか背負えないのです。だったら、自分が思う自分の正しさに従って生きることが一番であると私は思います。

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