人生を変える今日の言葉 34言目
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉
本当の自由な心とは
「認める」ということである。
(出典:ゲーテの名言・格言集。支えとなる言葉 | 癒しツアー)
「私はなんてダメなやつなんだ。」
「あんな奴私は絶対認めない!」
「なんでみんな私のことを認めてくれないの!?」
憎しみ、恨み、怒りなど私たちはこのような負の感情を無意識のうちに自分の心の中に募らせてしまうことがあります。しかし、多くの場合、その負の感情を持つと同時にその負の感情を認めたくないという思いを抱いてしまいます。
ただ、感情というものは上記のような負の感情でなく、喜びや楽しさなどの正の感情も含めて、抑えようとするととてもストレスを感じます。そして、人が感情を持つのにはそれなりの理由があり、目的があるのでそれを達成しない限り、その感情が無くなることはない為、どんどん自分の中に溜め込んでしまいます。
結論として、自分の感情は素直に認めてしまうことが大切だと私は思います。例えば、「あいつを許せない」という感情を持っているのであれば、「ああ、自分はあの人のことを許せないのだ」と認めてしまった方が、その感情を否定し、無理に相手を好きになろうとするよりもずっと楽なはずです。
そして、自分の感情は素直に表に出した方が、人間関係もよりうまくいくようになります。例えば自分が嫌いだと感じている人と無理に付き合って相手に合わせると、自分の周りには自分が苦手だと感じるタイプの人たちが周りに集まるからです。なぜなら、自分自身が苦手だと感じるタイプの人たちにとって好かれやすい自分になっているから。
私の考えとしては、言葉は悪いですが、自分が付き合う人を選ぶことが大切だと思います。むしろ、八方美人のような態度は信用されない人間になる可能性があると私は思っています。それよりは、自分自身の気持ちを大切にして、自分が一緒にいて楽しい人といる方が、本来の自分の力を最大限に発揮できる人間になれると考えています。