第二回 自分を見つめよう勉強会~聴く編④~
皆さん、こんにちは。
今回も「自分を見つめる」際の「聴く」ことについてお伝えしていきたいと思います。
前回お伝えしましたように、「自分を見つめる」上での具体的な「聴く」方法なのですが、第一回の勉強会のテーマである「認める」と「聴く」は同時進行で行わなければならないものですので、基本的な行動は同じとなります。
なので今日は、「ペルソナ」のような社会的体裁などの為に本心と向き合えていない場合の自分の声の聴き方の一例をお伝えしようと思います。
私にコーチングを指導してくださった方から、あるとき魔法の言葉を教えてくれたことがあります。
その言葉とは、「できるとするならば」というものでした。
コーチングスキル的に表現するならば、この言葉は制約や条件を無視した質問だと言えます。
私たちには様々な制約が存在します。例えば、お金がなかったり、時間がなかったり、行動を起こす勇気がなかったりなど理由は様々です。
そういった制約によって、自分の可能性や限界のラインを引いてしまう要因となってしまっていることがよくあります。
ここで、アルフレッド・アドラーの言葉をお伝えしたいと思います。
「私たちは人の限界を知りません。」
この言葉の意味は、失敗をしてもそれで勇気をくじくことなく、もっと遠いところへ行くことができるという勇気づけの為の言葉です。
人の限界はいつくるのか?それは、その人が限界だと線を引いてしまったときではないでしょうか?
自分の思考の中では、人は自由であると思います。そのような自由な中でわざわざ限界を設定することはありません。どんなに馬鹿げたことでも聞き流さず、しっかり「聴く」ことが大切です。
次回は、「聴く」ことについてのまとめをお伝えしたいと思います。
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