人生を変える今日の言葉 41言目

ソクラテスの言葉

より良く生きる道を探し続けることが、
最高の人生を生きることだ。

(出典:ソクラテスの名言・格言集。哲学者ソクラテスの思想 | 癒しツアー

 

時代とは常に移ろいゆくものです。特に現代社会における時代の変化は、昔と比較してかなり劇的で、5年、10年という短い期間でどんどん変化していきます。

 

なので大切なのは、時代に合わせて私たち自身も常に変化していくことです。

 

自分を変えていく為には何が必要か?

それは、常に考え、自分には何が必要なのかを意識し続けることです。

 

自分に必要なものもまた、その時代によって常に変化していきます。それは、たとえ同じ職業であったとしても同様です。恐らくこれ以上自分に必要なものがないと言えるのは、自らの死期を悟り、自分の死を受け容れた時だと私は考えています。

 

そういった意味でも、人生は常に学びの日々を送ることが大切ではないでしょうか?そしてその学びは、どんな些細なことでも構わないと思います。

 

例えば、周りの人の誰かに感謝の言葉を伝える、この行動の中にも学び含まれます。その学びは人によって異なるものです。ただ、一つだけ確かなことは、昨日よりも一人分だけ感謝を伝えられた自分に変わることが出来たと感じられるでしょう。

 

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人生を変える今日の言葉 40言目

フリードリヒ・ニーチェの言葉

あなたが出会う最悪の敵は、
いつもあなた自身であるだろう。

(出典:ニーチェの名言・格言集。本質を見抜く言葉 | 癒しツアー

 

皆さんには、「苦手な人」や「嫌いな人」はいるでしょうか?

私自身も今でも苦手な人や嫌いだと感じてしまう人は少なからずいます。

 

しかし、実際のところ人が人の印象を決定するのに、相手がどういう人間かなどはほとんど関係ありません。

「自分が相手をどう思うのか?」

とどのつまり、相手を好きになるのも嫌いになるのも自分次第ということです。

 

つまり、人は敵を作ろうと思えばいくらでも作ることが出来るのです。ただ、「あいつは自分の敵だ」という認識をするだけで相手は「敵」になるのです。

 

逆に、味方も作ろうと思えばいくらでも作ることが出来るのです。同じように「あの人は仲間なんだ」と自分の中で認識することが出来れば、相手がどんな行動をしようともその人は「味方」なのです。たとえ、相手が自分を裏切るような行動をしたとしても……。

 

勿論、全ての人を味方だと思って接しろとまでは言いません。ただ、ここで言いたいのは、「必要以上に敵を作ってはいないだろうか?」ということです。

「敵」とまでは言わなくても、「苦手な人」や「嫌いな人」だと感じている理由は、どんな場合でも自分が最終的にそういう人だと決定しているからにほかなりません。

 

「敵」を生み出すのはあなたです。あなたはどのくらい「敵」を生み出していますか?

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人生を変える今日の言葉 39言目

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉

人間の最大の罪は
不機嫌である。

(出典:ゲーテの名言・格言集。支えとなる言葉 | 癒しツアー

 

不機嫌であると、あらゆるものが全て悪いように見える、

不機嫌であると、周りの人たちにその不機嫌さをまき散らす、

不機嫌であると、自分の周りに不機嫌を集めてくる、

 

不機嫌な気持ちでいると、悪いことはあっても良いことはほとんどありません。それでも中には、いつも不機嫌な様子の人がいます。なぜでしょうか?

 

それは自分が不機嫌であることを自ら選んでいるからです。人はなぜ不機嫌な気持ちになるのかというと、今自分の望むことが満たされない状態にいるからです。そして、その満たされない原因が自分以外の何かであると感じているからなのです。

 

つまり、不機嫌な気持ちでいることは、自分が不満を持っていることを相手に伝える為の一番手っ取り早い方法だと私は感じています。

 

しかし、はじめにもお伝えしたように、不機嫌には不機嫌と同じ悪い感情や行動しか相手からは戻ってきません。自分のやりたいことは自分で達成するしかありません。

 

なので、嫌なことがあって、不機嫌な気持ちになったとしても、不機嫌な気持ちはすぐに捨ててしまった方がよいでしょう。それよりも、自分がなりたい状態、例えば、楽しい気持ちになりたいのであれば、今がどんなに不愉快な状態であったとしても、楽しくなれる方法を考える方が建設的であると私は思います。

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人生を変える今日の言葉 38言目

スティーブ・ジョブスの言葉

墓場で一番の金持ちになることは
私には重要ではない。
夜眠る時、
我々は素晴らしいことをしたと言えること、
それが重要だ。

(出典:スティーブ・ジョブズの名言・格言集。人生・仕事の言葉 | 癒しツアー

 

「お金が欲しい!」、お金を欲することは別に悪いことではありません。この時代で、普通に生活していく上でもお金は必要であるし、お金によって出来ることが増えることもあります。

 

しかし、勘違いしてはいけないことは、お金を持つことが一番の幸せではなく、あくまでもお金を使って何を実現することが自分の幸せにつながるのかを考えることだと私は思います。

 

お金はただのツールでしかなく、それ以上でもそれ以下でもありません。それと同時に、高価なものを所有することや豪華な生活を送ることが必ずしも幸せであるとは言えません。

 

重要なのは、自分がどんなことを成し遂げたのか?であり、その成し遂げたことを自らが誇りに思えるのか?ではないでしょうか?それに、お金欲しさから考えられた商品やサービスよりも、自分自身が誇りを持って創り出された商品やサービスの方が価値があるように、自分自身を誇りに思える人生を歩んだ人の方が周りの人たちを魅了することが出来て、自然にお金が集まってくるのだと私は思います。

 

なので、まずは自分自身が誇れるような人生を送る為に、自分が何をしたいのか?を常に考えることが大切だと私は感じています。

 

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人生を変える今日の言葉 37言目

ルフレッド・アドラーの言葉

すべての悩みは対人関係の課題である。
仙人のような世捨て人さえも、
実は他人の目を気にしているのだ。

(出典:アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉)

 

人間のあらゆる問題や課題には、すべて何らかの形で人が関わっているとアドラーは考えました。

どんなに人を避けようと、人里離れた土地でひっそり暮らそうと、部屋に引きこもり誰も部屋に入って来れないようにしようとも、誰もいない無人島であろうとこの世界にいる限り、誰であろうとも遠く離れた人のことをふと思い出し、その人と一緒にいた日々に思いをはせることはあるはずです。

 

アドラーは、対人関係の問題を一切なくすためには、人類と呼べる人が自分しかいないどこかの宇宙空間で一人で生きていくことでもしない限り不可能だと考えました。つまり、この世界で生きてい行く限り、私たちは他人とのつながりを意識せざるを得ないと言えます。

 

なのでまず人間関係の問題に向き合うことで大切なことは、自分が他者からの承認を求めていることを受け容れることだと私は思っています。しかし、アドラー心理学では、他者からの承認を求めることを否定しています。それでもいきなり自分の欲求を捨て去ることは難しいことです。

 

したがって、まずは自分が他者から承認を求めていることを認めることが人間関係の問題に向き合う第一歩なのです。そうすれば、自分が他者にどんなことを承認してほしいのかを考えることが出来るはずです。欲求は満たしてしまえば、欲求度は小さくなるものです。なので、もし自分が人間関係に悩んでいると感じているのであれば、今自分が他人にどう思われたいのか?を考えることが大切だと私は思っています。

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自己評価を高める心理学⑤

今回まで自己評価を高める重要性とその高め方について、お伝えしてきましたが、最後にもう一つ自己評価を高めることの意義についてお伝えしたいと思います。

 

その意義とは、私が全ての人に自信を持ってほしいと願っていることに関係しています。なぜ私が全ての人に自信を持ってほしいかと願っているかというと、自信は人々に勇気を与えるからです。

 

私は、学生時代に浪人と留年を経験し、就職活動も全く上手くいかず、アルバイトや契約社員として職を転々としていました。そんな私だったので、当時は「自分は正社員になれない負け組だ」と常々思っていたものです。

 

そんな私がある時、コーチングに出会い、その中で多くの自信を持っている人たちに触れあいました。そして、自信に溢れる人は他の人の可能性を信じてくれることが多いです。他人から自分の可能性を信じられると自分も自分の可能性を信じることが出来るもので、実際私も出会った人たちから自信を頂いたと感じています。

 

言い換えれば、自分を信じられるようになると、他人を信じられるようになれるのです。他人を信じられるようになれれば、自分だけではなく、その他大勢の人の力を借りることが出来るようになり、自分のやりたいこと、なりたいものになることが出来るようになります。つまり、自己評価を高めることで、自分に自信が持てるようになると、周りの人々、更には世の中を変えられるエネルギーが自分の周りに集まると私は思っています。

 

「ちりも積もれば山となる」

 

最初は小さい自信でも、その小さな自信が積み重なればいつかは大きな自信となるでしょう。なので、まずは一つの自信を見つけてみることが大切だと私は思います。

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自己評価を高める心理学④

ここまで、色々と自己評価を高める方法について、お伝えしてきましたが、自信を持ったり、自分を好きになるなど、自分のものの価値観や認識を変化させることは今すぐにでも行えるといっても、強いコンプレックスを持っていたり、強い自己嫌悪の念がある人にとっては、中々困難なことです。

 

このように、今すぐに変化することが出来ないという人に大切なことは、「小さな変化」であると私は感じています。

 

つまり、どういうことかというと、いきなり自分のすべてを許したり、好きにならなくてもいいので、何か一つ自分の許せない部分や嫌いな所を好きになることから始めてみるといった感じです。

 

例えば、自分の体形がコンプレックスだと感じているとすると、いきなり自分の体形を好きになれといっても無理な話に感じるでしょう。しかし、どんなに自分で醜いと感じている身体であっても、どこか一部分(例えば、目が大きいや肌が白いなど)褒めることが出来るものが必ずあるはずです。その部分をまずは認めてあげましょう。

 

そして、一つ認められたらまたもう一つ認めてあげられるはずです。また一つ、また一つと自分を認めることが出来れば、いつか自分を受け容れることが出来ると私は思います。急ぐことはありません。自分のペースでゆっくりと自分を受け容れていけばいいとそう思っています。次回に続きます。

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