人生を変える今日の言葉 31言目
ヴィクトール・フランクルの言葉
幸せは、目標ではないし
目標であってもならない。
そもそも目標であることも出来ません。
幸せとは、結果に過ぎないのです。
幸せな人生を送りたい。
それは誰しもが思うことであると思いますし、それを望むと思います。
では、幸せとはなんでしょうか?
お金持ちになること?イケメン、若しくは美人な相手と結婚すること?名誉や権力を得ること?例を挙げだしたらきりがなさそうです。
しかし、幸せとは望んで何かを手に入れることではなくて、人生を振り返ってふと後から気づき、感じるものではないでしょうか?
たとえお金持ちになったとしても、たとえイケメン、美人な相手と結婚したとしても、名誉や権力を得たとしても人生はそこで終わりではないのです。当たり前のことですが、心臓の鼓動が止まるまでは、私たちの人生は続いていくのです。
何もお金持ちになりたいとか、美形な相手との結婚を望んだり、名誉や権力を求めるのはその人の自由です。ただ、それが全てで、それが達成できなければ自分は幸せになれないと決めつけてはいけないと私は思います。
要するに何が言いたいのかというと、幸せとは後にならないとわからないのに、そうなる前に幸せの条件を定めて、満たさないと自分が不幸であるかのように断定するのはよくないということです。
私の考えとしては、自分が幸せになることを目指すことに問題はないと感じています。ただ、今の自分と幸せな状態にある自分を比較して、今の自分を卑下することは意味のないことだと考えています。今の自分に満足していないのであれば、満足な自分になる為の行動を起こせばよいだけなのです。自分が幸せだったかどうかを決定するのは、心臓の鼓動が止まる直前くらいでいいのではないかと私は思います。